2006-01-01から1年間の記事一覧

天地返し

先日のBlogで書き忘れました。九十九里の農地提供者さんより、「“天地返し”を説明したが、その意味が正しいかどうかインターネットで調べてくれないか」とのこと。おっしゃるとおり年に1回、大寒のころに菜園をスコップで30cm程度掘り起こし、地下部分となっ…

九十九里、12月

久しぶりの九十九里農作業。ご覧のように相変わらず不細工な形ですが、とても甘みのあるサツマイモです。放っておいてもよく育つサツマイモは、まさににわか農業にはぴったり。 そして定番になった落花生。さらに、近所のおばあちゃんにもらった大豆がこんな…

レシピ1、2

最近、畑仕事はご無沙汰。「農」は「食」につながるということで、料理について少し書きます。USP研究所は、低エネルギー、低コストを目標に掲げ「吾唯足知」の精神を会社商標としており、お客さまには時に「肉じゃが」のにおいなどでご迷惑をかけております…

小川町稲刈り

秋の気配が日々増す中、小川町の「出来るだけ石油を使わない稲作り」プロジェクトも終盤を迎えました。1本植えの苗は力強く成長し、ご覧のようにたわわに実っております。雑草なんてまったく気にしないで育つ稲。1本からあんなに実るとは…。感動です。 男4人…

九十九里 草刈2

きれいに生育した落花生ですね。九十九里(真亀)は落花生農家が多く、このような落花生畑はみな除草剤をまいています。除草剤をまくことを悪いとは言いたくありません。私たちの食卓に並ぶ大部分の落花生を含めた野菜や果物は農薬を使用して栽培されている…

小川町、援農、生ゴミ

今日は、小川町生ゴミ資源化プラント(生ゴミをメタン発酵させ、メタンガスと液状肥料に再利用させる一連の機器)の最終補修作業の手伝いをしました。このプラントが素人ながら自分たちだけで設計施工されていることにあらためて驚かされます。 ご覧のプラン…

小川町、田植えと草取り

「夏子の酒」というコミック漫画をご存知でしょうか? 週刊「モーニング」に1988年から3年間掲載され、テレビでも和久井映見主演でドラマ化されましたね。今回、小川町での「出来るだけ石油を使わない稲作り講座」でお世話になっている方(このblogに何…

小川町、田植え

小川町自然エネルギー学校「出来るだけ石油を使わない稲作り講座」に参加しました。待ちに待った田植え。前夜は休校となっている写真の小川町立小川小学校下里分校に泊まり、懇親会、酒、食べ物、農業と参加者が自由に語り合い楽しい時間を過ごしました。今…

九十九里、草取りと収穫

九十九里で、またたくさんの野菜が収穫できました。 まず、ジャガイモ。かつてないほどの長雨と日照不足で葉に覇気がなく非常に不安でした。案の定、できているのは1株5〜10個で小さく、明らかに発育不良。しかし、収穫後に蒸かして食べた時は、全員感動…

九十九里 初夏

5月21日(日) ずっと雨が続いたあと待望の晴れ!今日は気持ちよく農作業ができました。午前中は敷地内にあるハウスにて、4月に植えたキュウリが育ってきたので、ネットを立てました。前回植えたトマト、キュウリは順調に育っています。 ナスとスイカがちょっ…

烏山 初夏

4月29日(土)、30(日)の2日間、再び栃木県那須烏山に。今回は古民家の清掃、裏山(竹林)の整備です。築200年の古民家は土間を入ると囲炉裏がある、昔ながらの日本家屋です。とても太い柱は、囲炉裏から出る煙で黒光りしていて歴史を感じさせます。 29日の11…

九十九里 春再び

4月17日 快晴の月曜日。私たちは九十九里へ。そう、農業は自然が相手、平日も休日もないのです。今日は夏野菜の主役、トマト、ナス、キュウリ、スイカの作付けです。畑を耕し、うねを作り、肥料を入れ、ビニールをかぶせ、等間隔に穴を掘り、さらに肥料を…

九十九里春

九十九里の畑の生育情報を、いつもお世話になっている農地の提供者さんから写真としていただきました。 まず、これは“菜の花の種ではないのではないか”との疑念を持った「疑惑の菜の花」。大根の種ではありませんでした。立派に育ちました。 玉ネギもしっか…

風のハルカ

先日小川町でバーベキュー大会を催したとき、食材は現地調達しましたが、一番おいしかったのは、ニンジンと長ネギ。3月にお世話になった有機野菜栽培農家のお宅に朝おじゃまして購入したとれたてのニンジンと長ネギは、言いようのないほのかな甘みがありまし…

バーベキュー

本日は絶好のバーベキュー日和。農パソでお世話になっている埼玉県小川町でキックオフバーベキュー大会を催しました。ご覧のような絶好の場所を紹介していただいた小川町風土活用センター(NPOふうど)の高橋さん、超有名な有機農業の先生の奥さま、あり…

再び小川町冬の農業体験

今日は絶好の農業日和、再び冬の小川町農業体験に行ってまいりました。本日の主な作業は、山作業。ご覧のような急斜面で、午前中は伐採された竹の枝打ち、午後は堆肥作りの原料となる枯葉を集め背中にしょっているかごに入れて、畑の堆肥槽との往復と堆肥作…

再び九十九里

今日は久しぶりの九十九里。私たちに農地を提供してくださっている方のご好意により、ジャガイモ、ソラマメの植え付けを行うこととなりました。前回の玉ネギ、ニンニクは写真のごとく順調に生育していましたが、菜の花は葉っぱのみが申し訳なさそうに生えて…

小川町冬の農業体験1

小川町冬の農業体験に参加しました。天候はまずまず。参加者は若い人が多く、5人ずつのグループに別れて実施。当日のナビゲータは山のプロで、定年後に有機農業を始めたそうですが実に話好き。午前中、得意の山に入り、ブナ、ナラ、松などの木の特性や、いろ…

小川町

2月14日、かねてから話題に挙がっていた埼玉県比企郡の小川町へ行ってまいりました。 小川町は有機農業が盛んな所です。試験的に導入されている生ごみをメタン発酵させ、その発酵させた残りの液を液肥として生産農家に還元させるしくみを発表した「バイオ…

養老先生

2006年週刊文春の新春号の「暴論2006年」という企画で、かの有名な『バカの壁』の著者の養老先生が、「パソコンを捨て農業をしよう」と題してのコラムを書いておりました。今のゆがんだ日本社会は全国総都市化が原因であり、「金の使い方、増やし方を日々パ…

根を下ろす

昨日、いつもお世話になっている古民家をお持ちの方から、烏山へ行ったときのBlog(2006年1月10日)は「書きすぎだぞ」と指摘されました。確かに私たちは、自己満足はしたものの、しっかりと烏山の人たちとはコミュニケーションしていないのです。これでは一…

湯葉の魅力

先日、農パソ実習にお邪魔した烏山の古民家からの帰り道、国道294号線の茂木を過ぎて真岡市を抜ける山道で、古民家所有者の方から「ここはいつもみんなが買いに来るのでうまいんじゃないか」ということで、湯葉とおからをお土産にと買っていただきました。 …

九十九里から烏山

だいぶBlogをサボってしまいましたが、今年も続けてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。昨年来、農業とコンピュータ(Linux)のコラボレーション(「農パソ」)を目指して九十九里周辺で農作業を行いましたが、本年は栃木県那須烏山という場所を…